製品の仕組み

速さはAIが、統制は仕組みが担う——それがFormula AIの構造です。

すべての生成が
統制された工程を通る

Formula AIは、仕様書を起点に、決められた工程の中で生成を進めます。

作る役割と確認する役割を分け、検証を通った成果物だけを証跡と一緒に残します。

SC-201 から辿れる定義——それぞれ一つだけ IDで一意に解決

画面・API・ルールを
ID単位で一元管理する

統制の土台は仕様書です。定義は、画面・API・ルールを機械的に1:1で対応させるものではありません。業務単位に必要な画面・API・ルールをまとめて管理し、それぞれが固有のIDを持つため、同じ定義が二重に存在しません。

画面が呼ぶAPI、ルールの出どころ、変更の起点までIDで辿れます。変更の際は、関連する実装と検証観点を一体で更新します。生成も変更も、この仕様書を起点に進みます。

仕様と実装は一つのデジタルツインでつながる

仕様書のID相互参照を束ねると、要求・業務フロー・画面・API・ルール・データ・実装が、一つのデジタルツイン(仕様と実装のオントロジー)になります。Formula AIのトレーサビリティと変更統制は、この構造の上に成り立っています。

変更の影響が構造から分かる

「この要求を変えると、どの画面・API・ルールに波及するか」。オントロジーの参照関係があることで、AIが成果物同士のつながりを辿り、影響範囲を人の記憶ではなく構造から洗い出します。改修のたびの現行調査が、構造の照会に変わります。

「なぜこの実装か」が監査に耐える形で残る

要求の原文から実装まで、関係がIDで記録されているため、後からでも根拠付きで説明できます。設計書と実装が乖離しないのは、両者が同じネットワークの上にあるからです。属人化した知識が、組織の資産に変わります。

業務 仕様(画面・API・ルールほか) 実装 現行システム資産

工程別スキルと検証ゲートが役割を分けて働く

Formula AIは、要件整理・画面定義・API/データ定義・生成・検証といった工程別のスキルと、読み取り専用の検証ゲートで成果物を組み上げます。単一のAIにすべてを任せるのではなく、仕様・実装・検証の責務を工程として分けます。

1

要件整理・全体設計

業務資料・現行システム資産の読み解き結果からシステム全体の構造を設計し、以降の工程が従う作業順序を組み立てます。

2

画面定義

仕様書に基づき、画面の構成・入出力・遷移を定義します。定義した画面は、参照するAPIやルールとIDで結ばれます。

3

API定義

画面や業務ルールとID参照で整合するAPI仕様を定義し、バックエンドを生成するための仕様書をつくります。

4

データ定義

エンティティ・制約・マイグレーションを設計し、画面・APIの定義とデータ構造の整合を保ちます。

5

検証

読み取り専用で動作し、仕様書や生成物を変更する権限を持ちません。作る役割と検証する役割を分けるという統制の基本を、工程の権限設計にも適用しています。

工程×スキルの役割分担

概念的に整理すると、各工程の中で役割の異なるスキルが分担して働き、検証だけがすべての工程を読み取り専用で確認します。

→ 表は横にスクロールできます

業務理解フロー設計仕様生成実装変更反映検証
要件整理・全体設計
画面定義
API定義
データ定義
検証
主担当 関与 読み取り検証 関与しない

素材の取込からデプロイまで工程はひと続き

生成の作業は、次の6工程のパイプラインに沿って進みます。どの工程を飛ばすこともできず、各工程の結果はすべて記録に残ります。

業務資料・現行システム資産の取込

議事録・Excel・設計書・現行ソースを読み解き、要求を抽出

仕様書化

業務単位に必要な画面・API・ルールをまとめて仕様書化

一括生成

仕様書から画面・API・DB・権限・バッチを生成

整合性の検証

読み取り専用の検証ゲートが仕様と実装の整合を構造に沿って確認

証跡の記録

DB・API・画面の証跡を標準で取得

デプロイ

実行環境へ展開(環境要件は個別設計)

変更も仕様書に反映してから進む

システムは作った日から変わり続けます。Formula AIでは、変更もはじめの生成と同じ統制の中で進みます。コードを直接直すのではなく、必ず仕様書を経由します。だから、変更のたびに設計書と実装が乖離していく事態が起きません。

01

変更要求

変更したい内容を、要求として受け付けます。

02

変更差分の記録

変更は構造化された変更差分として記録され、誰が・何を・なぜ変えるのかが残ります。

03

仕様書への反映

変更差分を仕様書に反映します。仕様書が常に最新であり続けます。

04

影響範囲のみ再生成

変更の影響を受ける箇所だけを再生成します。無関係な箇所は触りません。

影響箇所の特定は、人の記憶に頼りません。ID相互参照をもとに、AIが画面・API・DB・ルールのつながりを辿り、影響範囲を構造から洗い出します。「この変更で、どこが壊れるか分からない」という不安を、構造で解消します。

変更管理画面。仕様書R-06の変更前(暦日基準・v1.3)と変更後(営業日基準・v1.4)が並び、影響範囲として納期回答画面・納期算定API・ロジック・テストの4件が再生成済みと表示されている

SIの工程にそのまま載る

Formula AIは、動くシステムと設計書類、統制機能をまとめて生成します。トップページの成果物と同じ範囲で、SIの工程レビュー・成果物検収に必要な形へ整理されます。各設計書はExcel形式でダウンロードできます。

システムとして動くもの 画面/API/業務ロジック/データベース/権限/バッチ処理/テスト
文書として残るもの 画面仕様書/API定義書/IF定義書/バッチ設計書/権限設定情報(ロール・権限マスタ)/メッセージ定義/テスト仕様/操作マニュアル/ER図/業務フロー図/検証証跡
標準装備の統制機能 管理画面/監査ログ/証跡レポート
工程での使い方 要件定義・外部設計・内部設計・製造・テスト・リリースのレビューと検収に使える形で残ります

その場かぎりの生成(いわゆるバイブコーディング)では、設計書も検収も成立しません。Formula AIは仕様書から工程成果物ごと生成するため、スピードを落とさずに、SIの品質管理・検収プロセスと両立できます。

仕組みの詳細は
資料でご確認ください